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整体師の雑記帳
整体師の雑記帳。技術、よもやま話、施術のことなどとりとめも無く。
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頭蓋の運動固着
30歳代女性。頭が「もやもや」し、体の右半分に「段差」が出来て下がっているような感覚があると訴えて来院。

病院での検査では異常なしとのこと。当院での施術前検査でも運動失調、眼振、筋緊張の低下・亢進、クローヌスなどの中枢神経系の障害は認められない。

頭蓋の動きを検査したところ、脳脊髄液(CSF)のリズムに伴う後頭骨右の動きが低下している。

全身チェック・施術の後、後頭骨の可動性をつけるよう頭蓋テクニックで調整。

施術後チェックで感覚異常、頭のもやもや感は消失。施術終了とする。


今回の方は頭蓋の動きの悪さ、と言うものでした。頭蓋の動きというものは、正常であればほんの僅かではありますが、リズミカルに律動しています。そのリズミカルな動きがなくなったり、リズムが狂ったりすると、様々な感覚異常や不調が出てくることがあります。


総合整体 けいらく堂
http://www005.upp.so-net.ne.jp/keirakudo/index.htm
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愉気
30歳代女性。前日にベッドより落ちて右側の頭、肩、腰を打つ。右の腰横(大転子直上)、首(右側)の痛みがあり、顔を左右に向けると痛みがある。

施術前チェックで上部頚椎(頚椎2番、3番)の回旋変位と右大転子の上方変位を確認。

うつ伏せで頚椎1番より3番まで愉気、および両手で骨盤を挟むようにして大転子に愉気を行いながらごく軽く、わずかに揺する。頚椎と骨盤の解放(リリース)を確認して施術後チェックで動作確認をしてもらうと、痛み違和感等消失。施術終了とする。


愉気とは野口整体で中心的技法としてされているものです。一般の方には気功と誤解されやすいですが、気功とは違います。

打ち身や急激な動作による収縮で、体のある部位が緊張したまま・固まったままになっている場合がありますが、そういった場合にはこの愉気は驚くほどの効果をあげることがあります。


総合整体 けいらく堂
http://www005.upp.so-net.ne.jp/keirakudo/index.htm
頸の痛み
30歳代男性。頸の痛みで来院。

施術前の動態検査で左向きと上向きで首の付け根左側に痛みが出ることを確認。僧帽筋のTLで痛みが軽くなる。

全身チェック、施術のあと僧帽筋をリリース。座って再度検査したところ、左を向く時にわずかに痛みが残る。

音叉にて僧帽筋に直接バイブレーション。左肩甲骨を矯正して、再再度チェックしたところ、痛みが消失。施術終了とする。


僧帽筋の拘縮がおきており、それが首の痛みの原因となっていたものでした。僧帽筋はストレスなどで緊張しやすく、精神的な状態を反映することの多い筋です。ことわざにも「肩を怒らせる」や「肩をがっくり落す」などありますが、何れも心の状態を表したものです。

怒り、悲しみなどを抱くのが人間ですが、度が過ぎてもいけません。また、そういった感情を長く持っていてもこれまたいけません。そういった感情は深呼吸とともに流してしまいましょう(^_^;)


総合整体 けいらく堂
http://www005.upp.so-net.ne.jp/keirakudo/index.htm
脳出血
40歳代女性。5日前から頭が「割れるよう」に痛み、目の奥も痛む(夜間痛あり)。首も痛み下を向けない。片麻痺などの神経徴候は無し。病院へ行ったが異常無しとのことで当院に来院。

症状から脳血管障害(脳出血)を疑う。他の病院での検査を強くお勧めする。

本人より2ヵ月後連絡があり、右頭部にくも膜下出血を起こしていたとのこと。現在は左手指にやや麻痺、脱力感が残る。


突然の「割れるような頭の痛み」と「夜間痛」は要注意です。首が痛くて下を向けないのは出血によって脳圧が亢進していたためだったのでしょう。

整体院をやっているとこのような命の危険を伴うケースにたまに出くわします。鑑別診断、施術可否のスクリーニングがいかに重要であるかを痛感したケースでした。

くも膜下出血の重症度
Grade Ⅰ 意識清明で神経徴候のないもの、またあってもごく軽度の頭痛・頸部硬直のあるもの
Grade Ⅰa 意識清明で急性期症候なく、神経徴候の固定したもの
Grade Ⅱ 意識清明で中程度か強い頭痛・頸部硬直はあるが、神経徴候を欠くもの
(以下略)
grade Ⅰ、Ⅱは手術に対しgood riskで死亡率は低い。
(ベッドサイドの神経の診かた、南山堂、より)
首の痛み
20歳代男性。首を左右に回すと胸椎2番~4番の左側に痛み。階段を下りていて首がパキッと音がしたら痛みで動かせなくなった。8年前に交通事故でむち打ちになる。

胸椎1番2番が前方に変位、胸椎3番が右へ傾き右回旋、胸椎4番が左に傾き左回旋と通常では考えられない変位を起こしている。かつ変位箇所が熱を持っている。

クライオパックにて熱を持っている部分を冷却。音叉にて間接バイブレーション(レゾネンス)、テーピング。可動性にわずかに改善を見られるのみで痛みにほとんど変化なし。

3日後来院。触診で変位部分の熱が取れているのがわかり、矯正に入る。

ドロップベッドで胸椎1番2番の前方変位を矯正の後、胸椎3番4番を矯正。

1番2番を矯正すると首のうなずき運動が楽になる。3番4番矯正で回旋運動が楽になる。結果として左への回旋運動で痛みが残るものの、全体としてかなりの改善が見られる。

更に3日後、20日後と施術。4回目で痛みはほぼ消失。アライメント(骨の並び)、可動域も改善し日常生活に影響なくなる。


胸椎上部の変位が首の運動に影響を与えていたケースです。首の運動は頚椎だけでなく、胸椎6番程度まで影響しますので、運動学的な見地からの判断が必要になるケースもあります。
首の痛み
50歳代男性。頭を上に向けると(伸展)首が痛いとの事。頚椎3番4番が後方変位(後へのずれ)、右腸骨後下方変位。

全身チェック・施術の後、右腸骨後下方変位と骨盤全体の右への振れを矯正。その後頚椎3番4番の後方変位を矯正。
施術後動態検査にて上を向くことが可能となり痛みも消失。


頚椎3番4番の後方変位のみ(通常は回旋や側屈が混ざる)という珍しいケースでした。
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