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整体師の雑記帳
整体師の雑記帳。技術、よもやま話、施術のことなどとりとめも無く。
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次なる翻訳
ローガンベイシックメソッド第3版の翻訳に区切りが付き、翻訳仕事はちょっと一休みしています。次の翻訳は何にしようかなー、といくつかの原著を手に取り、パラパラ眺めていますが、今のところ候補は2冊。

「Basic Technique」(ベーシックテクニック)
「Spinal Biomechanics And Specific Adjusting」(脊柱のバイオメカニクスとスペシフィック・アジャスティング)


「ベーシックテクニック」はローガンテクニックに関する書籍です。ローガンカレッジの学長も勤めたW.N.Coggin博士が記したもので、前のテキストとは違った面からローガンテクニックを解説しています。

英語がシンプルでわかりやすく、私の貧弱な英語力でも結構読めてしまいます。前のテキストと合わせて読めば、ローガンテクニックの全体像がより良くわかります。

で、この本って隠れた名著なんですよねー。大場DCの「カイロプラクティックの基礎理論と実技」(←いずれお勧め書籍のコーナーに載せます。すんばらしい本です!)や目崎氏の「臨床カイロプラクティック」にも参考・引用文献として挙げられています。


「脊柱のバイオメカニクスとスペシフィック・アジャスティング」長いタイトルですが、内容もボリュームあります(400ページ強!)。

本の前半は脊椎の発生からはじまり、解剖学、運動生理、病態など脊柱に関して様々なことが解説されています。後半は、スペシフィックアジャストメントについて解説されています。

この本には他に興味深いテクニックもいくつか載っていますのでゆっくり翻訳にかかりたいとこですが。

さーて、どちらにしようかなー、贅沢でうれしい悩みですね(^^♪
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肩のずれから来る肘の痛み、臀部の痛み
50歳代男性。左肘の曲げる時の痛みと立位時の左臀部の痛みがあり。

仙骨の左下方変位、両前腕の回内変位(内捻り)と左肩の後方変位有り。

全身チェック・施術の後左肩、腕、仙骨の矯正を行う。立位時の左臀部の痛み・違和感が取れないのでエイペックスコンタクト(ローガンテクニック、骨盤の靭帯・仙骨の調整)を行う。左肘、左臀部の痛み・違和感が軽減・改善。


この方は当院の施術方法が余りにも軽く、矯正も柔らかなため、なぜこんな施術で痛みが軽くなるのか不思議がっていました。ぎゅうぎゅうボキボキやらなくても身体の不調とは回復していくものなのです(ボキボキした方がよいケースもありますが)。

アルントの法則
弱い刺激は生理作用を起こし、中程度の刺激は促進し、強い刺激は抑制し、非常に強い刺激は停止させる
(ステッドマン医学大辞典 第2版、メジカルビュー社)
腕のねじれ
70歳代女性。左手で後ろ手に荷物を引っ張っていて、急にその腕を後ろに引っ張られた形になり、それ以来左肘が痛む。

触診・動態検査から左前腕の回内変位(内ねじり)とわかる。また、仙骨右が変位。

アドバンスドベーシックテクニック(ローガンテクニック)で右腸骨と仙骨を調整。左腕の回内をリリース・矯正。動き、痛みとも改善。

その後3回の施術で左肘の痛みは消失し、可動性も回復する。


腕をねじって引っ張られた形で変位していました。腕の内ねじれ(回内変位)は腕の変位では非常に多いケースの一つです。
10月定例勉強会
10月の定例勉強会が23日の月曜日にありました。会場は名古屋市緑区の某整体院。

一人が風邪でお休みしたため、3人という少ない人数での勉強会でした(^_^;)。しかし、人数は少なくても内容はヒートアップ!!!

最初にヘルニアの病態とその神経学的検査法(SLRやKemp's Testなど)の意義についてひとしきり議論。ヘルニアというのは本当に痺れや痛みを引き起こすものなのか、という疑問ですが、MPS(myofascial pain syndrome、筋筋膜性疼痛症候群)という概念によって、現在言われているヘルニアの症状についてはかなり?となってきているのです。

次に股関節の重要性と実際の矯正法について。友人の整体師であるN氏が色々な股関節の矯正法を披露・指導してくれました。

その後は世間話を交えながら、テクニックの是非についてまた議論。そんなこんなで、あっという間に23時30分!!

ヒェー!また午前様だ…
後頭骨のずれによる立ち眩み
10代男性。運動中に後ろに倒れて以来、立ち眩みがするとの事。

後頭骨下部に圧痛あり。後頭骨が下方に変位。

ドロップベッドで矯正を試みるも痛みのためできず。まず音叉にて後頭骨に付着する筋肉を緩める。圧痛が弱まった事を確認して矯正を行う。その後仰臥位にて頭蓋底リリース。頚椎1番と2番の可動性をつけるよう施術(モビリゼーション)。

施術後検査にて立ち眩み消失。施術終了とする。


後頭骨とは後ろあたまの下方の部分の骨の事を言います。ここが下方にずれて動きが悪くなったために立ち眩みが起こっていました。
情け容赦なし
息子(小2)は今カードゲームにはまっています。特に夢中になっているのがデュエルマスターズというカードゲーム。この前の京都旅行の折に「旅行で好きに使ってよい」と渡したお小遣いを全てカードにつぎ込んでしまったほどです(^_^;)

私はそんな息子のカードバトル(デュエルという)の相手をさせられます。

最初は子どもの相手だからとテキトーにあしらっていたのですが、だんだん子どもが強くなってきて、かつ強いカードを手に入れたりして、最近はマジに相手をしても勝てなくなってきました(;_:)

勝てなくて私も悔しいので、手を出したのが「カードの大人買い」(^。^)y-.。o○  

オークションでよいカード(強いカード)を売っているのでそれを落札し、その強いカードをまぜた新しいカードセットで息子と対決!!! 

結果は激勝です。でも息子は「お父さんずるい!」と泣いてしまいました…

しょうがないので私が手に入れたカードをいくつか息子に譲ることで決着。
妻からも「こういう結果になるのがわかんなかったの?」と責められる始末…

ちと反省でした(-_-;)
脳出血
40歳代女性。5日前から頭が「割れるよう」に痛み、目の奥も痛む(夜間痛あり)。首も痛み下を向けない。片麻痺などの神経徴候は無し。病院へ行ったが異常無しとのことで当院に来院。

症状から脳血管障害(脳出血)を疑う。他の病院での検査を強くお勧めする。

本人より2ヵ月後連絡があり、右頭部にくも膜下出血を起こしていたとのこと。現在は左手指にやや麻痺、脱力感が残る。


突然の「割れるような頭の痛み」と「夜間痛」は要注意です。首が痛くて下を向けないのは出血によって脳圧が亢進していたためだったのでしょう。

整体院をやっているとこのような命の危険を伴うケースにたまに出くわします。鑑別診断、施術可否のスクリーニングがいかに重要であるかを痛感したケースでした。

くも膜下出血の重症度
Grade Ⅰ 意識清明で神経徴候のないもの、またあってもごく軽度の頭痛・頸部硬直のあるもの
Grade Ⅰa 意識清明で急性期症候なく、神経徴候の固定したもの
Grade Ⅱ 意識清明で中程度か強い頭痛・頸部硬直はあるが、神経徴候を欠くもの
(以下略)
grade Ⅰ、Ⅱは手術に対しgood riskで死亡率は低い。
(ベッドサイドの神経の診かた、南山堂、より)
お勧め書籍
CBR手・足・腰診療スキルアップ 仲田和正 シービーアール 2800円

整形外科医である仲田和正氏による著書です。

研修医向けに書かれた本ですので整体師には役に立たない部分(銃創、爆創などの診かた)などもありますが(私はこの部分が結構好きです(^_^;))、膝、腰の診かたやX線の診かたなど役に立つ部分も多いです。

急性腰痛の項にエビデンスの程度を付記した処置法(AからDまで。Aが最も高くDが最も低い)が載っており、NSAID(エヌセイド、非ステロイド性抗炎症薬で解熱、鎮痛、抗炎症作用をもつ)の処方(B)と同程度のエビデンスが存在するとしてマニュピレーション(整体的治療)(B)も紹介されていますが「日本では整体師のレベルが低すぎる」とバッサリやられています(;_:)。

おそらくは基礎医学(解剖、生理など)のレベルを言われているのかと思いますが自戒したいものです。
首の痛み
20歳代男性。首を左右に回すと胸椎2番~4番の左側に痛み。階段を下りていて首がパキッと音がしたら痛みで動かせなくなった。8年前に交通事故でむち打ちになる。

胸椎1番2番が前方に変位、胸椎3番が右へ傾き右回旋、胸椎4番が左に傾き左回旋と通常では考えられない変位を起こしている。かつ変位箇所が熱を持っている。

クライオパックにて熱を持っている部分を冷却。音叉にて間接バイブレーション(レゾネンス)、テーピング。可動性にわずかに改善を見られるのみで痛みにほとんど変化なし。

3日後来院。触診で変位部分の熱が取れているのがわかり、矯正に入る。

ドロップベッドで胸椎1番2番の前方変位を矯正の後、胸椎3番4番を矯正。

1番2番を矯正すると首のうなずき運動が楽になる。3番4番矯正で回旋運動が楽になる。結果として左への回旋運動で痛みが残るものの、全体としてかなりの改善が見られる。

更に3日後、20日後と施術。4回目で痛みはほぼ消失。アライメント(骨の並び)、可動域も改善し日常生活に影響なくなる。


胸椎上部の変位が首の運動に影響を与えていたケースです。首の運動は頚椎だけでなく、胸椎6番程度まで影響しますので、運動学的な見地からの判断が必要になるケースもあります。
足の痛み、腰痛
50歳代女性。腰を前に曲げる(おじぎ姿勢)と痛みあり。左足甲にまな板を落して痛みで正座できない。前日横座り(姉さん座り)してから腰がおかしくなったとの事。

右腸骨後方下方変位、仙骨は右側が前方下方変位。

全身チェック・施術の後、右腸骨と仙骨を矯正。右足部の足根骨(足関節の付近)を矯正。

施術後チェックでやや腰の痛みが残る。立位にて音叉を右腸骨のPSIS(上後腸骨棘)へ直接バイブレーション。これで腰の痛み消失。腰を前へ90°屈曲可能。正座しても左足甲の痛みなし。


横すわりで腰がおかしくなる、というのは女性に多いパターンです。横すわりは姿勢として無理がありますから、控えていただくのが良いでしょう。
首の歪みからくる腰の痛み
30歳代女性。運動後の腰の痛みを訴え来院。仙骨左が前方下方変位、頚椎3番が右回旋変位(ほんのわずか)。

最初は仙骨の前方下方変位を矯正するが腰の痛みはあまり改善されず。再度細かくチェックすると、頚椎3番の右回旋変位がわずかに存在し、これが骨盤に影響を与えていることが判明。

頚椎3番を矯正後、動態検査にて腰の痛みは消失。


首の歪みが骨盤に影響を与えているケースというのは意外と多いのですが、今回のケースは首の変位がほんのわずかであり、まさかこの程度のものが、というものが腰に大きく影響しているものでした。
自分の首の痛み
今日朝起きて新聞を読んでいるときに、首の付け根付近(頚椎7番、胸椎1番付近)にいやな感じ(動きの悪い感じ)が出てきました。時間が経つにつれて、周辺組織の硬直化が始まり、首が回らなくなってしまいました。(;_:) 

頚椎7番を中心に調整したり、愉気を行ったりしてみましたがどうも具合が悪い。

夜になって、鏡をみると自分の右肩が下がり、臍が左にずれているではありませんか。

「これは仙骨が傾いているからだ!」

そう考えて、すぐに傾いている仙骨と腸骨を整えるような運動(傍からみると変な踊り)を行うと、あら不思議、首の付け根から肩周辺まで広がっていた痛みや動きの悪さが、かなり軽減したではありませんか(ヤター!)

今現在は、最悪の状態を10とすると4ほどですが、それでも腕は動かせない、首はまったく回らない状態でしたから、かなり助かっています。

いやー、仙骨って大事ですね。自分の体でしみじみ感じました…
お勧め書籍
このカテゴリーでは私からのお勧め書籍(学術書、参考書、その他問わず)を紹介していきたいと思います。

分冊 解剖学アトラス 文光堂 3分冊で各4800円

私の愛用している解剖書です。3冊の分冊になっており、Ⅰ運動器、Ⅱ内蔵、Ⅲ神経系と感覚器となっています。見開きで左が説明、右が図となっており非常に見やすくわかりやすいものです。

色々解剖学書を探してきましたが、今のところはこれで満足しています。ハンディタイプで講習会の時などでも持ち運びしやすく、内容も充実しているからです。良い解剖学書を探しているのだが、という方がみえれば是非お勧めの一冊(三冊?)ですよ!
帝王切開後の施術
30歳代女性。2週間前に帝王切開にて出産。傷口の癒着を防ぐために下腹部の瘢痕リリースを行う。

リリース開始十数分後、子宮が収縮するような痛みが出てくる。施術を終了し様子を見る。翌日、出血(黒い血)があるも、本人曰く「収縮しきっていない子宮が縮んで元に戻ったような感じ」との事。


手術後の子宮収縮剤で戻りきらなかった子宮が施術で収縮を促されて、自分自身で収縮した、というところでしょうか。この後、再度施術しましたが、このような子宮収縮様の痛みは出ませんでした。
筋肉痛
30歳代女性。スポーツ後の大腿部前面の筋肉痛がひどい。
音叉にて大腿前面をレゾネンス(共鳴)させる。ひざの皿(膝蓋骨)を直接バイブレーション。これのみで筋肉痛は消失。動作も普通どおり行えるようになる。

10代男性。運動部部活後の大腿部筋肉痛がひどく日常動作に差し障りあり。
音叉にて大腿部前後面レゾネンス。膝蓋骨の直接バイブレーション。施術終了後、動作痛なしで、手で大腿部を圧迫しても痛みは無し。


音叉を用いて影響を与えたい部位を施術すると様々な結果が得られます。面白いことに筋肉痛にも効くケースがあり、中には劇的に痛みが取れるケースがあります。
首の痛み
50歳代男性。頭を上に向けると(伸展)首が痛いとの事。頚椎3番4番が後方変位(後へのずれ)、右腸骨後下方変位。

全身チェック・施術の後、右腸骨後下方変位と骨盤全体の右への振れを矯正。その後頚椎3番4番の後方変位を矯正。
施術後動態検査にて上を向くことが可能となり痛みも消失。


頚椎3番4番の後方変位のみ(通常は回旋や側屈が混ざる)という珍しいケースでした。
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